吉田正尚のスイング軌道を解説!脅威の164kmスピードと屈強メンタルの理由は?

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吉田正尚選手がア・リーグの週間MVPに選ばれましたね!

絶好調のいま、そのスイング軌道やフォームをどうさているのか気になります!

今回は吉田正尚選手のスイング軌道はどうなっているのか、スイングスピードのこだわりや屈強なメンタルはどこから来ているのかを調べてみました!

吉田正尚のスイング軌道を解説!

吉田正尚選手は、ご自身がバッティングのアドバイスや解説をされるとき、オリックス時代からタメの姿勢の重要性を語っていらっしゃいます。

このタメの姿勢のチェックポイントとして、

①バットを握る手をボールの軌道と平行に引くこと
②踏み込みの際、頭の位置を動かさない
③スイングの際、軸足を投手に向くようにまっすぐ捻る

の3点を挙げておられます。

ボールの軌道に対して、バットをスイングする軌道をできるだけ長く重ねることを狙っているんでしょうね!

これだとピッチャーの投げてくるボールのスピードの速い遅いは関係なくなり、多少タイミングがずらされてもバットに当たる確率は高まります

そして、ミート率が上がってくるというわけですね!

しかもスイングの軌道がボールの軌道と重なるということは、平行に反発力が生まれるわけで、打球はより遠くへ反発する、飛んでいくということでもあります。

吉田正尚選手が、球界随一の三振の少ない長打者、といわれる秘密をひとつのぞけた気がしました!

さらに吉田選手は、スイングスピードにも相当なこだわりがおありなようで・・・

次に見ていきましょう!

吉田正尚のスイングスピード164kmの理由は?

それは、スイングスピードを上げて打球速度180kmを超えることにこだわっているからです!

現在、調べて確認できた吉田正尚選手のスイングスピードは、164kmでした。

スイングスピードが上がることが、打球速度につながり

そうなれば例えゴロでも、野手の間を抜けてヒットになる可能性があがるから、と考えていらっしゃるようですね。

この記事を書いている時点で確認できた吉田正尚選手の最高打球速度は約178kmで、そこまであともう少し!

プロ選手にとって、それがいくいかないが大切なんでしょうね。

ちなみに、本塁打王を2回獲得したヤンキースのG・スタントン選手で約194km。

エンゼルスの大谷翔平選手で約185kmだそうです。

高速道路を走る車より速い打球にこだわる!

うーん、メジャーリーガーの視界はわたしにはイメージできない視界ですw

吉田正尚の屈強メンタルの理由は?

吉田正尚選手は、「野球人生で挫折なんて味わったことない」と言われてます。

断言はできないのですが、おそらくピンチになったらそれに合った手を打てばいい、とお考えではないかと思います。

というのは、吉田選手はプロ入り1年目に、腰をけがして思うようにプレーできなかった時期がありました。

プロ選手なら選手生命にもかかわりそうな、まあまあ大きな出来事だと思います。

その当時は室伏広治氏(現・スポーツ庁長官)のもとを訪ねてトレーニングをされたそうです。

それを経て、外食時にはマイ座椅子をかならず持ち込まれるとのこと。

さらにはマイカーも、ゆったりした姿勢で乗れるSUVに乗り換えました。

すべては絶対に腰を痛めないため、だそうです。

こんな徹底した対策をするほどのケガだったのに、挫折なんて味わったことない、と言ってのけられるメンタル!

これ、めちゃくちゃ大きなポイントではないでしょうか?

吉田選手にとっては、このケガのレベルは挫折というには及ばないということなんでしょうね。

少しでいいから見習いたいものです。

最後に、吉田選手のスイングにまつわる学生時代のエピソードを見てみます!

吉田正尚のスイングにまつわる青学時代のエピソード

青山学院大学入学前の吉田正尚選手を視察した青学の河原井監督は、吉田選手のスイングスピードの速さに驚いたそうです。

ここでもまたスイングスピード!

そして、高校時代にプロ監督をうならせる!

さらには河原井監督は、教え子で当時まだ現役だったソフトバンク二軍監督の小久保裕紀氏や、前ロッテ監督の井口忠仁氏にわざわざ電話して、吉田正尚選手のことを逸材の入部だと連絡したそうですよ!

そして、学生時代に日本代表選出。

そこから先は皆さんご存じのとおりですが、オリックスにドラフト1位指名入団、二年連続日本一、WBC優勝、メジャー移籍。

ここは河原井監督の目利きがすばらしかったことに脱帽です!

吉田正尚選手、ご関係の皆様方のさきざきのご活躍を応援しております!

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まとめ

吉田正尚選手の

スイング軌道のポイントは、バットを握る手をボールの軌道と平行に引くこと。

スイングスピードにこだわるのは、打球速度180kmを超えるため。

屈強なメンタルは、ピンチになったらそれに合った手を打てばいい、から。