タチパターンのジギングが楽しめる大阪湾は、平日休日関係なく船団ができていますね!
そんななか釣り船の上では、かならず釣る人釣れない人の差が出てしまうものです。
どんなジグ、フックをセットしていたらたくさん釣れるのか、気になりますね!
そこで今回は、釣り人が釣り人に送るシリーズ。
実際の釣行から大阪湾から紀北エリアで、釣れているタチパターンジグとフックを調べてみました!
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タチパターンジグ今のおすすめは?
タチパターン=シルバーロングジグ、というのが王道ですね!
大阪湾~紀北エリアでは重さは200g~350gが中心です。
横スライド系とヒラヒラ系があると安心です。
先日の釣行では、圧倒的に300g前後のサイズの喰いがよかったです。
タチパターンおすすめジグ ①アズーロ ルンゴシリーズ
皆さんご存じ、フィッシングマックスさんのオリジナルジグです。
ルンゴシリーズには、ルンゴⅡ、ルンゴスライダー、ルンゴDHというシリーズ展開になっています。
わたしの個人的な使い分けですが、
ルンゴⅡが、縦に落ちるヒラヒラ系と考えています。
ルンゴスライダーが、スライド系ジグで、3種のなかで一番滞空時間が長いと思います。
ルンゴDHがその中間にあたるタイプで、どっちとも判断がつかないときに釣果を伸ばしてくれると使い分けています。
ルンゴシリーズの魅力は、なんといってもそのコストパフォーマンス!
グロー系のカラーバリエーションも豊富です。
どうしても根がかりや、サワラ、タチウオの牙ものにラインを切られやすい釣りなので、このお値段で揃えられるのは魅力ですね!
タチパターンおすすめジグ ②urocoジグ ロングシリーズ
今シーズンurocoさんからリリースされた、新しいロングジグですね!
リアバランス設計で、スライド系とヒラヒラ系のいいとこどりタイプと考えています。
テスターさんの使い方を見ていると、激しく飛ばすしゃくりと、スローに落とすしゃくりを使い分けることで、釣果を伸ばしていますね!
魚の活性が高いときに、かなりのバイトをたたき出すジグだと思います。
同船者を見ていても、バイト数はかなり多いです。
ただお値段がまあまあするので、お財布に余裕のある時に買っておきたい一本ですね!
タチパターンおすすめジグ ③D-Claw ゴクウスシリーズ
スライド系の元祖、D-Clawさんのコバヤムの現モデルですね!
現在は、ゴクウス泳とゴクウス跳の2モデルが展開されています。
ゴクウス泳が、滞空時間の一番長いスライド系。
ゴクウス跳が、スライドしながら縦にすっと落ちる系と考えています。
釣果はいまさら説明の必要もないですが、店頭在庫がまったくない時期がありました。
見つけたときが買いかもしれません!?
ゴクウス泳の滞空時間は、おそらく業界一番なのではないでしょうか?
余談ですが、わたしの自己記録の10kgオーバーのサワラは、この280gで釣りました。
当日も、滞空時間の長いフワフワしゃくりがあたっていた日でした。
スライド系ジグのチャンピオンジグということで、一度はこれで青物をかけてみたいですよね!
タチパターンおすすめジグ ④SIMITH CBナガマサ
ロングジグの定番ジグと言える存在ですね!
SMISTHさんがセンターバランスを謳っているように、着水するとヒラヒラと落ちていくタイプです。
この動きは、他メーカーのロングジグで再現しているものはなく、ナガマサ独特だと思います。
ここ数年のタチパターンの流行はスライド系のようですが、スライド系のあたりがシブいタイミングを見て投入すると、釣果につながるのを体験しています。
製品ライフはずいぶん古くなっていますすが、釣果実績は安定していますね!
そして、お値段がロングジグとしては安いです。
毎シーズン、お財布に優しくて助かっています。
タチパターンフック今のおすすめは?
アシストフックもいろんな種類があって、なにをチョイスしたらいいか迷いますね!
私もいろんなフックを使ってきましたが、
かけやすいフック、しなやかで丈夫なアシストライン、そしてお値段、
を意識して使ってきました。
これから買いそろえる方に、その視点でご案内させていただきますね!
タチパターンおすすめフック ①デコイ ロングパイク
フックの強度、しなやかで丈夫なアシストライン、お値段のトータルバランスがすばらしいです。
青物ジギングをされる方はご存じと思いますが、青物をいいサイズ一本釣りあげたらアシストフックが伸びていた、とかアシストラインがヘロヘロになっていた、というのはよくあるハナシなんですね。
デコイさんのパイクシリーズは、かかるし、伸びにくいし、アシストラインが長持ちして、針持ちがいいです。
針サイズは、4/0を使うことが私は多いです。
お財布に優しいアシストフックとして、一押しアイテムです。
タチパターンおすすめフック ②デコイ ツインパイク
通常のジギングにつかうツインアシストです。
意外と、タチパターンのロングジグにセットして実績があります。
ただ、最低でも3/0、できれば4/0サイズ以上をおすすめします。
ジグのサイズに合わせた方が、やはり有利です。
タチパターン用に別のロングアシストフックを準備するのが、面倒だったり、お金をかけたくない方におすすめです。
デコイさんのパイクシリーズは、かかるし、伸びにくいし、アシストラインが長持ちして、針持ちがいいです。
昔から、手放せないアシストフックで重宝しています。
タチパターンおすすめフック ③オーナー ロングアシスト
釣具屋さんの店頭で、最近よくおすすめされていますね!
針先がピンピンなので、いかにもよくかかりそうです。
使ってみるとわかりますが、たしかに良くバイトが取れます。
ただ、フックアウトするのも多いです。
ジギングでよく使う4/0サイズでも、フックサイズが少し小さいんです。
青物以外の魚種が混ざるようであれば、4/0サイズくらいがちょうどいいでしょう。
バレ対策としては、できるだけフックサイズの大きいものを使うといいかもしれません。
タチパターンおすすめフック ④VANFOOK ジゲンワイヤーアシスト
アシストラインにワイヤーが入れられています。
サワラを狙いたいときや、サワラやタチウオが多くて、PEラインやリーダーを切られることの多い場面におすすめです。
ただアシストラインが丈夫になるぶん、しなやかさはありません。
これがバイト数の差になるかどうかで、使うかどうかの判断が必要かとおもいます。
もちろん魚をかけてしまえば、安心してやりとりができますよ!
タチパターンタックル使い分けアドバイスも!
タチパターンで同じ重さ、フックのセッティングなのに釣れる釣れないの差がでることは良くあります。
そのほとんどが、しゃくりといわれるジグを飛ばす飛ばさないの差ではないかと思っています。
強く大きくしゃくって、ジグを横方向に飛ばしたほうがあたりが多いとき。
ロッドの調子を活かして、ほどほどにしゃっくってテンションフォールで落とした方があたりが多いとき。
こればかりは、その日その時のタイミングに合わせていくしかないですね!
ロッドの番手をいくつか準備できるなら、
・160g~230gくらいのジグを使うときは2番
・250g~320gくらいのジグをつかうときは3番
を準備しておくと、ジグのアクションをしゃくりで出しやすくなると思います。
強くしゃくるアクションで、ジグを横へ飛ばしすぎると、リーダーやPEラインから魚に切られることも多くなります。
やたらラインを切られるときは、テンションフォールを意識するとロスト対策にもなりますよ!
タチパターン意外と効くちょっと一工夫!
タチパターンの釣りに、ちょっとした一工夫のご案内です。
ジグをリーダー側のリングにセットするときに、タチパターンのロングジグを使うときはぜひ、スイベルをセットしてみてください。
スイベルのあるなしで、ジグのヒラヒラした動きが良くなることがあるのと、PEラインのヨレがまったくかわります。
ロングジグは回転することで魚を誘う一面があります。
そうすると、PEラインに変なヨレ・クセがつくことがあるんですね。
ヨレまくったPEラインは、絡んだりバックラッシュといったライントラブルの原因を作ることもあります。
それを防ぐ効果もありますよ!
また、いいサイズの魚が釣れやすいのもタチパターンの特徴です。
ついつい大き目のリングサイズのプレスリングや、スプリットリングをつけてしまいがちです。
釣れていればそれでいいのですが、あたりがシブいときに、リングサイズを一つ小さくする、というのも釣果につながることがあります。
青物たちは、水中で良く見分けているといいます。
状況がシブいときに、自然界にない金属がチャラチャラと目立つのを抑えたい、という狙いです。
よかったら参考にしてみてください。
それでは、海の恵みに感謝してよい釣りライフを楽しんでくださいね!