君に届けの、アニメ第3期の制作と配信予定が公開されて話題になっていますね!
原作漫画は2017年に連載終了ということで、あれから6年が経っています。
いったいどんなお話しなのか、あらすじが気になる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、君に届けの漫画のあらすじとネタバレを、登場人物キャラクター解説と合わせて整理してみました!
Contents
君に届けのあらすじストーリーは?
君に届け高校一年生時代
黒沼爽子(くろぬまさわこ)は、長い黒髪の高校生。
見た目、肌が青白いためにあだ名を貞子と呼ばれ、クラスで遠ざけられる生活をしていた。
「一日一善」を座右の銘にしており、みんなのために行動するが、アピールはしない。
そのため自分は、周りに知られもしないし理解もされていないと思っていた。
そんな爽子を、学校で一番の人気者である風早翔太(かぜはやしょうた)は、ひとり春の入学からずっと気にしていた。
爽子はある日、幼馴染と風早のことを話題にしていたところを、偶然風早本人に聞かれてしまった。
周りが聞けば、嫌味に取られてもしかたない会話だったが、爽子自身は「ほめていた」のだと主張する。
その爽子の言葉を、風早はそのまま受け止めたのだった。
そんな風早に爽子は憧れを抱く。
これをきっかけに、爽子は自分の気持ちを言葉にして伝えられるようにがんばるようになった。
そして、爽子は吉田千鶴(よしだちづる)と矢野あやね(やのあやね)という大切な友人を、クラスイベントで得る。
しかし誰とでもすぐに仲良くなるというわけにはいかず、他のクラスメイト達と打ち解けることができないこともあった。
爽子には、風早や千鶴、あやねがその都度そばにいて、聞いてくれた。
時がすぎ、その輪に幼馴染の真田龍(さなだりゅう)が加わり、爽子はかけがえのない4人に囲まれていた。
荒井一市(あらいかずいち)にも良い人間関係をつくってもらうことがかない、次第にクラスメイトともつながる機会が増えていった。
そんなとき、爽子が千鶴やあやねの悪口を言っているという噂が広まった。
最初はそんな噂を信じることもなかった千鶴とあやねだったが、不安はひろがり直接話をすることになる。
しかし、納得のいく着地を迎えることはできず、三人にしこりができてしまった。
その後、噂を広めた同級生たちと言い合いになる。
爽子は人目をはばからず、噂はうわさ、本当のことではないと自分の言葉で訴えるのだった。
気づけばそこに千鶴とあやねも加わり、噂事件は終息。
三人の関係はいままで以上に強いものになった。
友人たちとのつながりが強く深くなるにつれ、爽子も学校に積極的になじんでいこうとするようになる。
そんななか、親しくなったのが学校一かわいいと称される胡桃沢梅(くるみざわうめ)だった。
実は先の噂話を広めたのは、この胡桃沢梅だったのだ。
千鶴とあやねはやりかえしてやろうと、その裏取りに奔走したが、爽子はそんな二人の行動を止めた。
そんな胡桃沢梅とかかわっているうちに、爽子は風早のことを好きになっている自分に気付くことが出来たのだった。
告白にはいたらずとも、爽子と風早はクリスマスや年末のカップルのイベントを一緒に過ごす。
しかしバレンタインで、爽子は本命チョコを風早に渡すタイミングを逃し、微妙な空気のまま二人は新学期を迎えることになった。
君に届け高校二年生時代
新学期恒例のクラス替え、さいわい爽子、風早、千鶴とあやねに龍全員がふたたび同じクラスになる。
この新クラスになったところ、三浦健人(みうらけんと)が爽子になにかと絡むようになった。
これを見た風早はがまんができなくなり、爽子に気持ちを伝えようとする。
ところがタイミングが悪かったり、爽子も素直に受け止めることができず、二人はスレ違いになってしまうのだった。
そんな状況をあやね達と相談しているうちに爽子も気持ちを強くする。
今度は爽子から風早に気持ちを伝えたのだ。
高校2年生の文化祭に二人の気持ちは通じ合い、付き合うことになった。
とはいえ付き合うということはどういうこと?という悩みが始まることになり、爽子はあたらしい関係の中でさまようことになる。
そこは爽子と風早二人のペースで進んでいった。
そのうち親同士とも関係はふかまり、家族はもちろん学校の中でも二人は公認の恋人になっていったのだった。
そのころあやねは、いつでも初々しさと晴れやかな雰囲気にあふれ、冷やかしをものともしない爽子と風早の関係に、憧れの気持ちがあることを自覚する。
そんなあやねに惹かれていったのが、健人だった。そして二人は付き合うことになる。
千鶴も龍のまっすぐな思いが伝わり、幼馴染から恋人の関係へと移り変わってく。
全員の物語が一つすすむのだった。
君に届け高校三年生時代
そして時はながれ、彼らは高校3年生となる。
受験はもちろん、進路やさきざきの希望、家庭事情と正面から向き合う時をかれらも迎えたのだ。
希望と同時に不安を抱える時。
恋人や友人たちとの関係や距離が変わるかもしれないという不安に、みながそれぞれ向かっていく。
自分自身の道を模索していくなか、あやねは自分の気持ちを知ることができ、なかなかすなおになれない自分の壁を乗り越えた。
そして自分のきもちを伝えることができた。
卒業式、爽子は生徒代表として答辞をすることになった。
高校生活3年間で変化成長できた自分は、みなと過ごした日々のおかげであると言葉にした。
爽子は高橋千草(たかはしちぐさ)から、これまでの爽子の学生生活を描いた一冊のノートを貰う。
高橋千草は一年生のときのクラスメイトだったが、ノートに描かれていたのは、皆の思い出の中心には爽子がいるようになっていたことであった。
卒業を済ませた各自は、それぞれの進路に向かうための準備をしたり、残り少なくなった一緒につるめる時間を過ごしていた。
爽子は教師になることを選び、胡桃沢と同じ大学へ進む。地元は離れる一人暮らしだ。
あやねは地元を離れるつもりがなかったが、結局東京に進学する道を選んだ。
千鶴だけは地元に残り、龍の実家のラーメン屋を手伝うことになる。
風早と龍も地元を離れた進学の道を選び、一人暮らしが始まるのだ。
みんなが一緒に同じ時間を過ごせなくなる不安があるのとともに、3年間で積み上げてきた関係だからこそできるようになったこともあることに気づいていた。
そしてこれから、また新たな環境でそれぞれのまだ見ぬ物語がはじまっていく-。
それでは次に、主な登場人物キャラクターをご案内しますね!
君に届けの主な登場人物キャラクターは?
黒沼爽子(くろぬまさわこ)
今ならブルべウィンターのお手本のような容姿の爽子。
その見た目からあだ名は貞子。
ありましたね~、そんな映画。
一日一善を信条にし、学校の花壇で花を育てたり、ごみ拾いをしたりする子です。
何事も前向きで、嫌味や悪口を言うこともないが、言われていても気が付かない。
自分を表現するのが苦手だっただけで、まっすぐな性格の女性だと思います。
風早翔太(かぜはやしょうた)
誰にでも平等に接することができるナイスイケメン。
そりゃこんな同級生いたら人気ものナンバー1間違いないでしょうね。
やきもち焼いてしまうのは、イケメンはどこかでやっぱりストレスになるところもあるってことでしょうか?
他人が聞いたら嫌味に聞こえるような爽子の話を、本人の主張どおりに「ほめ言葉」として受け止めたのはかっこよかった!
この風早くんも遠回りが苦手で、まっすぐな行動パターンの人。
吉田千鶴(よしだちづる)
異性の友達になりやすい人って、この千鶴みたいな性格の人でしょうか?
こういうハッキリした人には、男女関係なくいろんな相談をしてしまう気がします。
人情肌の性格で、考えるより体が動くタイプ。
龍の家のラーメンが大好物。
運動はできるが勉強苦手ちゃんですね。
爽子が千鶴のために勉強ノートを作ってますね。
高校生っていいですねー!
矢野あやね(やのあやね)
仲間うちで、大人びた雰囲気をかもしだすあやねさん。
自分のことをはなすよりも、爽子と千鶴の聞き役していることの方がおおいですね。
そして二人のことをとても大切に考えている。
意外と自分のことはあっけらかんとしていて、健人があやねのことを大切にするほど戸惑うところがアンバランスでかわいい女性です。
真田龍(さなだりゅう)
まっすぐな気性の野球青年です。
高校も野球部、大学も野球で進学しました。
多くは語りませんが、周りをとってもよく見てるし見えている人ですね。
物語の節目で、いい役どころをこなしているのは納得できます。
いつからか千鶴一筋、振り向いてくれるまで待てる人。
好青年の見本のおひとりでしょう!
胡桃沢梅(くるみざわうめ)
あざといのお手本、くるみさん。
名前の梅にはコンプレックスを持ちながら、見た目の可愛さを武器とし人のうわさをうまく操作してしまいます。
用意周到に物事をとらえ、計算高い行動が目立ちますが、実は悪者になり切れません。
かわいいところありますね!
一方では努力家の面もあり、容姿も勉強も努力の上に成り立っているようですよ!
最初はイジワルな入り方しましたが、爽子とは親友に!
同性でこうゆう友達関係になると、長い付き合いができますね!
三浦健人(みうらけんと)
博愛精神という言葉を好み、いつも女子に囲まれている、うらやましい男子です。
そのためどうしてもチャラ男に見られがちになりますが、人のことを良く見ていて理解できる人でもあります。
風早と爽子のことは、いらぬおせっかいになってしまいましたけどね!
世話焼きがお好きな人みたいです。
最後に、君に届けはどんな漫画なのかをご案内しますね!
君に届けはどんな漫画?
【君に届け】は、別冊マーガレットで椎名軽穂が執筆した漫画。
2005年9月号に読み切りで掲載。
2006年1月号から2017年12月号まで連載された。
全30巻からなる。
2008年に第32回講談社漫画賞少女部門を受賞した。
2009年、2011年にはアニメ化された。
2010年には実写映画化されている。
主人公黒沼爽子が高校一年生の夏休みを向ける時期から、高校を卒業し新しい生活をスタートするまでが描かれている。
人との関係を作ることが苦手な爽子は、自分の意見を自分の言葉で伝えること、それが受け止めてもらえることに戸惑いつつも、仲間に向き合ってもらえることでお互いを信頼し、一緒の時間を過ごすようになる。
高校生の恋愛、それぞれの友情や将来の不安とも向き合う姿を描いた、甘酸っぱい青春ストーリー。
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原作が別冊マーガレットだったこともあり、コミックが丁寧に扱われていましたよ!
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